2011年03月21日

”地震から10日間が過ぎて”





10日前は蕾だった「乙女椿」や「雲南桜草」が我が家で
満開になったり、可愛い花が日増しに美しく咲きだしました。

地震、津波、原発事故と、3重苦の災害に遭われている
皆さんに対し、何も出来ない自分に「これでいいのか」と
思っている毎日です。
死亡者、行方不明者を合わせて、12000人と言う想像を
絶する数字に言葉もありません!
それでも毎日テレビや新聞のニュースに接し、少しでも
明るい話題に「ほっと」し、又、死と隣り合わせに復旧や、
援助に当たっておられる皆さんに、ただただ「ありがとう
」と思い涙が出ます。
とにかく新聞を隅から隅に目を通していると、その中で今、
自分がどうすればいいか、沢山の学びがあります。
映画監督の山田洋次氏は、被災した人達の悲しみや
苦しみを私達はどれ位想像できるか、そのことが大事。
現地の人達の心の中をどれ位イメージできるか、自分に
問いかけ悩む、そこから何かを学びとれるかではないか
・・・・・と。
阪神大震災を経験した社会経済学者の松原隆一郎氏は
接することが出来たら「分かったつもりにならないこと」
肝に銘じて「問わず語りに出るつぶやき」にただただ耳を
傾ける・・・・・と。
将棋棋士の谷川浩司氏は「頑張ってください」ではなく
「頑張り過ぎないでください」気力だけで乗り切れる
期間は限られている。一歩ずつ、少しずつ・・・・と。
まだまだ日々の「天声人語」や「社説」の記事で学ぶ
毎日です。

気持ちだけの義捐金しか出来ず、偉そうなことは言え
ませんが東北の皆さんは非常に粘り強く、寡黙でコツ
コツと真面目な気質を持ってらっしゃると聞きます。
多くの日本中の皆さん、多くの世界中の皆さんが
応援しています・・・・・。
一歩づつ前を向いて、泣きたいときは思いっきり泣き
、怒り、訴え共に少しづつ歩んでほしいなぁ・・・と
思います。
  


Posted by 蓮常寺のこんちゃん  at 18:13Comments(0)日記